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とっとり健康省エネ住宅NE-STと小田原工務店のこと

2023/5/5

こんにちは。広報トモコです。
ゴールデンウィーク真っただ中、皆様今どこでこのブログを読んでくださっているでしょうか?
こんな休日にブログを読んでくださっているあなた様、本当にありがとうございます^^
どうぞ楽しい休日を過ごしてくださいね!
トモコはこの連休、特に行く当てもなくゆったりと過ごしております^^
日々忙しい毎日なので、こんな風にゆっくり過ごせる時間もいいものです。

そんなゆっくりモードの中、最近小田原工務店界隈であったびっくりニュースをお伝えします!

 

環境省のYoutubeに!

とっとり健康省エネ住宅NE-STの取材でたびたびメディアに取り上げていただいている小田原社長。
今度はなんと環境省の取材を受けました!

環境省の「脱炭素地域づくり支援サイト」内で紹介されています。

https://policies.env.go.jp/policy/roadmap/chiiki-datsutanso/

国は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言しました。この目標の達成のためには、国と地方の協働・共創による取組が必要不可欠。

ということで、全国で地方創生と脱炭素を同時実現する取り組みをしている方々が環境省のYouTubeで紹介されました

 

その一つが「とっとり健康省エネ住宅NE-ST」の取り組みです。
↓ ↓ ↓

鳥取県の取り組みが「Youtube環境省地域脱炭素チャンネル」で紹介されました

取り組み事例紹介:鳥取県編

「とっとり健康省エネ住宅(通称NE-ST)」性能基準を策定した鳥取県。住まう人の健康と環境に配慮を巡らせた住宅普及を実現できたカギは、地域関係者との連携。

動画ではNE-ST立ち上げにかかわった人たちのインタビューが紹介されています。

小田原社長もその一人。建築業者の立場から立ち上げに至った経緯をお話しています。

脱炭素地域づくり
*画像をタップするとYoutubeに移動します*

2020年に始まった「とっとり健康省エネ住宅NE-ST」

鳥取県は国の省エネ基準のほぼ倍となる厳しい断熱基準を打ち出し、その基準に適合する省エネ住宅を推進しています。

目的は、県民の健康の維持・増進、省エネ化の推進及びCO2削減を図ること。

基準は断熱性能と気密性能について3段階のグレードを定めています。

今、この取り組みが全国から注目されています。これまで県独自でこのような基準を設けた例がなく、県には各地から問い合わせがあるそうです。

小田原社長にも県外の建築業者の方から質問があったり、自分の地域でもぜひ取り組みたいといったお話を聞くそうです。

 

NE-ST事業が始まって以降、小田原工務店の新築住宅はすべてNE-STの認定を受けています。

(実績:T-G2レベル48棟、 T-G3レベル2棟)

小田原工務店のオーナー様にとっては「あたり前」の断熱基準。一般的にはまだまだ「あたり前」ではないのです。

 

あたり前になるのはいつか?

国は脱炭素社会に向けて、昨年10月省エネ性能の認定基準を変更しました。

そして2025年、省エネ基準への適合が義務化されます。

2025年度以降は、住宅を含む全ての新築の建物が断熱材の厚さや窓の構造などの基準を満たすことが求められるようになります。基準に適合しない住宅は建てることができなくなります。

2025年に義務化される国の省エネ基準はUa値0.87。

とっとり健康省エネ住宅の基準の最低限レベルT-G1はUa値0.48。

近年小田原工務店が設計施工する家はUa値0.34以下を社内基準としており、

NE-ST発足以降は全棟、「経済的で快適に生活できる推奨レベルT-G2」または「優れた快適性を有する最高レベルT-G3」の認定を受けています。

(数値が小さい方が性能は良い)

国が義務化するレベルの家でいいのではないか?と思われる方もあるかもしれません。

下の図を見てください。

左が国の義務化レベル。右が鳥取県NE-ST。

 

ヒートショックってお聞きになったことあるかもしれません。

冬に暖かい居間から寒いお風呂場やトイレに移動した際の急激な温度変化によって血圧が上下に大きく変動することによって、心筋梗塞や脳卒中といった血管の病気を引き起こすことです。

冬場入浴中に亡くなる人は年間約1万9千人と推測されています。

原因の多くがヒートショックである可能性があります。

家の暖かさと健康は密な関係にあるのです。

県民の健康維持・増進がNE-STの目的です。

断熱性能も気密性能も欧米の高いレベルに添う数値を基準としています。

 

小田原工務店の取り組み

国より先行して高い断熱性能を基準化した鳥取県。

小田原工務店はNE-STができる前から、高い断熱性能を社内の基準としていました。

インタビューで社長が言っておりますが、20数年前、高性能住宅を建て始めたきっかけは室内の空気環境を良くしたいという想いからでした。

そこを深掘りしていった結果、高気密・高断熱が健康、省エネ、環境負荷軽減に大きく関わっていることを知りました。「安全・健康・快適」な家をつくる小田原工務店の出発点です。

以来、私たちは一棟一棟建築させていただく中で、どうしたらもっと快適で安全な家が作れるのか、どうしたらもっとお客様に喜んでいただけるのか、日々経験を重ね、反省・検証・改善を繰り返し今に至ります。

そんな私たちと同じ志を持つ鳥取県内の建築会社、医療関係者、そして行政が手を携え繋がったことで、今のNE-STが出来上がって行きました。

 

家はつながり

今この文章を読んでくださっているオーナー様や、これから出会うだろう方々、そして鳥取県に暮らす皆様の暮らしに貢献できるように、これからも会社みんなで「どうすればもっと良くなるか、もっと喜んでいただけるか。」を考え実行していきます。

 

私たちが開催している家づくりセミナーでは、なぜ断熱が重要なのか、気密性能と住まい心地の関係、NE-STの基準についても詳しくお話させていただいております。

NE-STにご興味のある方、健康に省エネに暮らしたい方、今も未来も快適な家を作りたい方、

ぜひ家づくりセミナーにお越しくださいませ。

鳥取県のNE-STのページはこちらからどうぞ。

 

 

 

今日は工務のみねちゃんと社長と3人でとんかつを食べに行きました^^大根おろしの入ったタレ、美味しかった~!トモコでした。