建築仕様

CONSTRUCTION

室内環境

断熱・気密・換気のバランス
快適な室内環境作りに必要なもの

小田原工務店では、全棟で断熱性能を計算、気密性能を測定しています。
断熱・気密・換気のバランスに気を配り、寒い朝も暑い夜も体に負担をかけない心地いい空間を構築し、室内の空気がきれいでカビやホコリ、結露に悩まされない空間づくりをいたします。

室内環境のバランス

断熱性能

家の保温性を高め、快適な環境を作る

国の基準を上回る断熱性能で
健康を守る

断熱性能を高め室内の温度を均一に保つことで、身体にかかる負担をできるだけ少なくし、健康に暮らせる快適な温熱環境を実現します。
小田原工務店では全棟で性能報告書を作成、さらに長期優良住宅も取得。目に見える数値に基づいた最適な温熱環境を提案いたします。

性能報告書・長期優良住宅
性能報告書・長期優良住宅

家の断熱性を数値で確認する。
窓の性能も重要

小田原工務店ではすでに次世代省エネ基準やZEH基準を大幅にクリアし、Q値1.6以下、UA値0.34以下を目指した家づくりをしています。
また、窓(ガラス・サッシ)の断熱性能も重視し、窓の性能も含めた家全体の断熱設計を行っています。

断熱性能を比べる2つの数値
断熱性能を比べる2つの数値

*UA値は換気によって逃げる熱量を含まないため、断熱性能を比較する際にはQ値で比較するのが適しています。

省エネルギー性能基準(6地域:鳥取県)
省エネルギー性能基準(6地域:鳥取県)

省エネルギー住宅で光熱費を削減

断熱・気密の性能が高い省エネルギー住宅は冷暖房費を必要最低限に抑えることができます。建築費だけではなく、生涯にかかる光熱費を含めた家づくりを考えると、快適でありながら、生涯コストの削減を図ることが可能です。

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)
省エネルギー住宅のメリット
省エネルギー住宅のメリット

気密性能

断熱と気密はセットで考える

全棟で気密測定を実施

気密を良くする目的は、断熱材と換気システムを有効に働かせることです。
気密性が悪いと24時間換気システムが本来の20~30%の能力でしか働かず、家の中は空気が澱み、結露が発生します。
この状態が花粉症やアトピー、シックハウスなどの一因となってしまうのです。
また、気密性が悪いと隙間風を感じることがあり、せっかくの断熱材も本来の性能を発揮できません。
小田原工務店では全棟で気密測定を実施し、気密性能をしっかりと確保した家づくりを行っています。
※2023年度施工実績平均C値:0.26

気密性能を比べる数値
気密性能を比べる数値
気密性能と換気の関係
気密性能と換気の関係

気密性能は職人で変わる、
現場で測定し確かめる

気密性能には職人の質が大きく関わります。
同じ設計、同じ断熱材や構造材を使用した家でも、丁寧な仕事をするかしないかで気密性能には大きな差が出ます。
小田原工務店では、このような見えない部分の仕事をきちんと管理し、気密測定による見える化を徹底しています。

計画換気

見えない隙間をなくし、
換気を計画通り動かす

換気が悪いと人にも構造体にも
悪影響を及ぼす

計画換気とは家全体を一つの空間として考え、入口と出口を明確に定め、常に良好な空気環境が保たれるように計画的に換気されるものをいいます。
計画換気システムが本来の能力通りに働くためには気密性の高さが重要になり、余分な隙間があると空気の流れを妨げ、人体にも建物にも悪影響を及ぼします。きちんとした断熱効果を得ることで、人も健康に暮らせ、家も長持ちします。
入り口と出口が明確になってこそ温度も湿度も有効に循環するようになるため、
気密と計画換気の連携は、家づくりを考えるうえで重要なことです。

住宅の断熱による健康改善効果
住宅の断熱による健康改善効果
壁の中で起こる結露のイメージ
壁の中で起こる結露のイメージ